2010年10月12日火曜日

アメリカ横断ウルトラ...ドライブ

今から14年ほど前にひとりで車でアメリカ横断をしました(かみさんと出会う前)。職場を替えチャンスと思い16日間で14000Km(地球3分の1周以上)を走破しました。この地図は、1日の終わりのモーテル(モーターホテル)に着いた時マジックで走った跡をなぞった地図です。最高で1日1300Km走った日もありました。(フロリダからアラバマ、ミシシッピ、ルイジアナ、そしてテキサス州ヒューストンまで)日本だと、東京から大分ぐらいまでを1日で走ったことになります。ゆっくりしたのは、ニューヨークぐらいで、今は同時多発テロで無くなってしまった世界貿易センタービルを観光しました。後はひたすら走っていました。往復のチケットを買っていたので、今考えるとよく間に合ったと思います。深く考えず、そして自信があったのでしょう。しかし残念ながら、今から5年ほど前に脳の病気をして、以前の記憶をかなり失くしてしまいました。でもこの横断の写真を見ると何となくは思い出します。ひとつはっきり思い出すのは、ひとりで運転していて、何度も涙を流したことです。理由は今は分かりません。景色に感動したのか、亡くなった母親のことを思い出したのか、または、ただ寂しかったのか?     旅行を終えてただひとつ言えることは、生きて行くことに、自信を付けたことだと思います(後に脳の病気で自信を失いかけてしまいますが)。    記憶を失くしてしまったからこそ、どうしても、もう一度思い出(出来たら子供やかみさんと)を作りたい。

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